将来のお金について気になった時に!『積み立て投資でお金をふやす』の読書感想文

定期預金の利息も雀の涙、マイナス金利の現在。お金を増やすのも簡単ではありません。
積立NISAがスタートしたり、最近では仮想通貨という単語もよく聞くようになりました。

漠然と将来のお金のことが気になっているけれど、何から手をつけて良いやら……?
とりあえず、定期預金以外の方法も考えた方がいいのかな?と思い、この本を読んでみました。

「コミックでわかる 20代から1500万円!積み立て投資でお金をふやす」
原作 田中唯 マンガ anco

投資や金融関係の本は難しいかもしれないと思っていましたが、マンガになっているので読みやすかったです。
本自体は数時間で読めます。

原作者の田中唯さんの体験を基にしたストーリーに引き込まれて、気がついたら
「投資というものを必要以上に恐れなくてもいいかも」と思わせてくれる本です。

特に心に残ったのは、資産運用とマネーゲームは違うものだと明示している点です。
本書の中でお金をふやす4パターンとして挙げられているのが「貯蓄」「投資」「投機」「賭博」
この中で資産運用はどれで、マネーゲームはどれでしょう?
貯蓄と賭博はすぐにイメージがわきますが、
投資と投機については、混同しがちではないでしょうか?
かくいう私も、本書を読むまで投資≒投機(ギャンブル)だと思っていました。
バクチのような怖いものという印象です。

本書では、そんな「投資」のギャンブル的イメージを持っている人にとって、
長期的な時間をかけてリスクを管理しながら資産をふやしていく「投資」と、
様々な「予想」に基づいて「価格当てゲーム」のように売買をするマネーゲーム「投機」の違い
が示されていて、
目から鱗でした。

そして、いざ投資を使用となったときには、元手となる資金が必要ですよね。
余剰資金で行うのが鉄則ですが、余剰資金が今ない!という場合、普段の生活の中から資金を作り出す必要があります。
どうやって投資に回すお金を作りだすのでしょう?

家計簿をつけること?……大正解!
家計簿のポイントについても書かれています。
そもそも家計簿付けるのが大変というのは置いておいて(笑)

お金の心配から解放されたい方、特に20〜30代の方にピッタリの内容だと思います。
定期預金以外の道を考えたくなりますよ。

個人的体験 お金を貯めるときに意識したいこと

ここからは私個人の意見になりますが、お金を貯めるときに意識したいことがもう一つ。
それは使って嬉しいことのためにお金を貯めるほうがいいということです。

何の目的もなく「何かあった時のために」として貯めておいたお金を、
不測の事態の時に使うことになると、どんな気持ちになると思いますか?

私の実体験をご紹介します。
10年ほど前、私は当時住んでいた家の床が抜けて、修理をするために大事な貯金を使うことになりました。
その貯金は、特に目的があって貯めていたわけではなく、何となく何かあったときに使えるお金として貯めておいたお金でした。
「家の床が腐って抜けたので修理のため」という、まさしく何かあった時に使うことになり、無意識でしたが目的どおりの使い方だったのです。
しかし、床を修理したあと、なんだか虚しい気持ちでした。
何年もコツコツ貯めたお金がなくなったことも悲しかったのですが、
当時住んでいた家にそこまで愛着がなかったこと、
そして、せっかくなら望ましいことのために使いたかったと思ったのです。

もちろん不測の事態に備えることも必要ですが、それだけだとつまらない。
旅行でもいいし、マイホーム取得でもいいし、生きているうちにやりたいことのためでもいい。
お金をためる時に、
このお金は楽しいこと、プラスのことのためのお金だとラベルを貼るような気持ちで貯める方が楽しいですよ。