備えあれば憂いなし!『子連れ防災BOOK』を読んで、早速やってみたこと3つ

すこしバタバタしている間に、もう令和2年!
サイト更新も滞っていましたが、またゆるゆる更新していきたいと思います。

令和元年(2019年)を振り返ると、災害が多い年でした。
台風に伴う停電や、豪雨による浸水などがありました。
被災した地域の方は、辛い日々を過ごされたことと思います。

私の親戚や友人も、台風に伴う停電や断水で、大変な生活を過ごしました。
落ち着いた生活に戻った友人に聞くと、
「多めに備蓄していたつもりだったけど、子供が大きくなって、備蓄が足りないかも……と不安になった」
という内容のことを言っていました。

災害はいつ起こるかわかりません。
友人の言葉が頭に残り、改めて我が家の備えを点検することにしました。

子連れ家族に必要な非常時の備えは何?実際の体験談と対策を知るために

友人の話を聞いて、何かしなくちゃと思ったものの、
何から手をつけていいか……パッと思いつきません。
平常時に用意しておくことが大事なのは理解していても、
非常用持ち出し袋のチェックぐらいしか思い浮かびません。
しかも、持ち出し袋の中身も、
何をどのぐらい用意すればいいのか、ピンときませんでした。

東日本大震災を経験してはいるものの、私はほとんど被害のない地域に住んでいました。
当時は独身で、猫の小太郎さんとの二人暮らし。
住んでいた家は、家具の倒壊もなし。
地震の日の夜は寒かったけれど、次の日には電気もガスも水道も復旧しました。
数日~1週間以上にわたる停電や断水の経験は、実質ない状態です。

いざ災害や非常事態が起きた時、
どんな用意があれば安全に生き延びられるのか、
どこか他人事のように考えていた自分に気が付きました。

今は、夫と子供達と猫と暮らしています。
私たち家族に必要な備えって何だろう?
特に、子供達を守るためには何をどうすればいいんだろう?

実際に子連れで被災した人たちの体験談と、
何が必要だったのか、対応策をまとめたものを探し、
『子連れ防災BOOK』を見つけました。

子連れで被災したパパやママの生の声を知って、普段の備えに活かそう

『子連れ防災BOOK』には、
地震、津波、大雨、台風、大雪など、様々な災害に遭った子連れ家族の体験談がまとめられていました。

そして、体験談だけではなく、
非常時に備えて今からできることが提案されています。

本文は小さめの文字で書かれていますが、かわいいイラストがふんだんに使われていて、あっという間に読み進めることができました。

この本を読んで、我が家の備えは不十分だと痛感。
その一方で、簡単にできることで非常時に役立つことがたくさんあることにも気付きました。

これならできる!まずやってみた我が家の非常時の備え3つ

非常時の備えは、面倒だけどやらなくちゃいけないものだと思いがちです。
実際に私も面倒に思っていました。
しかし、この本を読み進めていくうちに
大切なのは
“・防災の秘訣は「やらなきゃ」としかたなくではなく
 子どもといっしょにたのしみながら手をつける
・「防災はストイックに頑張るもの」ではなく
 「家族で楽しみながらやっていくこと」
(出典「全災害対応! 子連れ防災BOOK 1223人の被災ママパパと作りました」
 NPO法人ママプラグ 著 p102~103)
ということなのだと意識が変化し始めました。

大人でも子供でも、大変なことは続けられません。
でも、非常時への備えが楽しいものなら、家族みんなで続けられますよね。

本の中でも
・すぐできる
・家族一緒に楽しんでできる
と思える行動が紹介されていました。

我が家でさっそくやってみたことを3つご紹介します。

その1 水を備蓄した

先程の友人の話が頭にあったのもあるのですが、
備え(特に水と食料)が足りないのは不安になりますよね。

水は特に重要です。
水は1日あたり1人3リットル必要(飲用分)と言われています。

我が家は4人家族(大人2人+子供2人)+猫1匹です。
だいたい大人4人相当と換算して、
3リットル×4人=1日12リットル必要になります。

非常時に断水してしまった状況に備えて、
ペットボトルの水をまずは1週間分確保することにしました。

写真の量が、我が家の1週間分の飲み水です。
2リットル×6本のペットボトル(=12リットル)が
近所のスーパーなどで段ボール入りで売っていたので、
いつもの買い物ついでに、何回かに分けて7箱購入しました。
※猫の小太郎さんの分は、1日500mlと仮定し、さらに用意しておく必要あり。

段ボール入りなので、積み上げて保管できるので便利です。
場所をとるのかと思いましたが、1週間分だと思ったより場所をとりませんでした
ダンボール1つの大きさが、約32㎝×19.5㎝×高さ32㎝。
1m四方×高さ1mもあれば保管できます。

あまり積み上げると、それこそ地震などで落ちてくると大変。
我が家ではあまり人が出入りしない場所に保管しておくことにしました。

スーパーやドラッグストアで売られているペットボトル入りの水は、賞味期限は2年ほどのものが多いです。
重くて自宅まで運ぶのが大変とか、
賞味期限が長めのものが欲しい場合などは通販で購入できます。

これとは別に生活用水として、水道水の汲み置きを再開するつもりです。
空いたペットボトルや水用のポリタンクなどに、
水道水を汲んで保管しておくやり方です。

ペットボトルだと手軽ですが、水用のポリタンクを用意しておくのもアリですよね。給水車が来てくれた時に使えます。
持ち運ぶことを考え、我が家では女性でも運べる10Lを用意しました。

保管状態にもよりますが、冷暗所保管で3日程度は飲み水として、
それ以降は洗濯や家事等の生活用水として使えるそうです。

東日本大震災以降、しばらく汲み置きしていたのですが、
いつの間にかやめてしまっていました。
要再開!

ペットボトルの水の賞味期限の意味は?賞味期限切れの水も、適切に保管してあれば引用可能!

汲み置きした水道水などは、飲み水として使えるのは数日だそうですが、ペットボトルの水はどうなのでしょう?
ボトルのキャップの近くに賞味期限が書かれていますが、その期間を過ぎたら飲めないのでしょうか?

実は、
ペットボトルの水は、保管条件が良ければ賞味期限が過ぎてもじゅうぶん飲めるのだそうです。
賞味期限は「表示された内容量が確保されている期間」のこと。
飲めなくなる期限ではない!ということは知っておくと役に立つ知識ですね。

ためになる記事を発見したのでご紹介します。

『賞味期限切れの水は飲めるので台風など非常時に捨てないで!消費者・行政・メディア みな賞味期限を誤解』
https://t.co/mLbQq9sDgq?amp=1
Yahoo!ニュース 2019/9/13(金) 12:40

井出留美 | 食品ロス問題ジャーナリスト・博士(栄養学)

以下、本文中より引用すると、

”ペットボトルの水に表示されている賞味期限は、飲めなくなる期限ではない。長期保管中に水が蒸発し、表記してある内容量を満たさなくなるため(計量法に抵触するため)、規定の内容量をきちんと満たすための期限である。
もちろん、直射日光や高温・高湿を避けるなど、保管がきちんとしていたことは、飲用するための前提条件である。
が、ただでさえ水が不足する非常時には、五感で味を確かめて、飲用として使うことは十分可能だ。

ちなみに、我が家にもあります、賞味期限切れの水。

容量は530ml。

賞味期限は2019年1月18日。
これを書いているのが2020年1月25日なので、賞味期限は1年以上切れています。
容量はというと……

ペットボトルの上部の空気部分が少し増えてる気がします。
でもこれ、”気のせい”といえば、それで済んでしまうようなレベルなのですが。。。

ちなみに、実際飲んでみましたが、まったく問題なく飲めました。

その2 防災食を食べてみた

水に続き、重要なのが食べ物。

普段食べているものの中で、長期保存可能なもの(缶詰や乾燥野菜、海藻など)を多めにストックしておいて、 食べたらまた少し多めに買ってストックしておくというローリングストック法が推奨されています。

が、あると安心するのが非常食
最近は長期保存食とか防災食と呼ばれることも増えている印象です。

非常食を単に非常時のものとして保管しておくのではなく、平常時の延長にあるものとして、普段から防災意識を高めようという流れで、呼び方も「非常食」から「長期保存食」「防災食」に変化しつつあるのかもしれません。

防災食も、私が子供の時には「カンパン」が代表的なものでしたが、最近はいろんなものが出ています。

防災食は多種多様。レトルトハンバーグもある

例えば「ハンバーグ煮込み」。

非常食でハンバーグ!と軽くカルチャーショックを受けました。
でも、よく考えてみると、理にかなっているんですよね。
ハンバーグはたんぱく質のかたまり。
非常時には栄養が炭水化物に偏りがちになるので、たんぱく質の摂取は健康のために重要になります。

裏面に賞味期限が書かれていて、2025年3月となっています。
5年以上持ちます。すごい。

災害時を意識して、皿にラップをかけて、あえて温めずに食べてみることに。

結果は……思ったよりしょっぱい

考えてみると、保存食は味付けが濃い目のものが多いですよね。
いざという時に食べて、口に合わずに食べられないとなると、
保存食の意味がなくなってしまうので、あらかじめ食べておいてよかったです。
ソースがたっぷり入っていましたが、
ハンバーグ部分のみを白米と一緒に食べるとちょうどいいです。

水でも調理できるアルファ米。温かい食べ物は身も心も救うと実感

続いてやってみたのが、アルファ米の試食。

賞味期限が近くなったものを、早めに入れ替えることも兼ねて試食です。
今回は「松茸ごはん」をチョイス。

開けると中にスプーンが入っていました。
箸の用意を忘れてもゴハンが食べられる、嬉しい心遣いですね~♪

内側に注意事項が書いてあるのも嬉しいです。
スプーン以外に、脱酸素剤も入っているらしい。
探してみると……

側面~下側のほうにありました。
これ、一緒に炊き込んでしまってから発見すると、テンション下がりますよね。
注意書きがあってよかったです♪

注水線のところまで、先ほどの水(賞味期限切れてるけど問題なし!)を入れます。
お湯だと早くおいしくできるのでしょうが、非常時を想定し、あえて水で作ります。

チャックを閉めて、1時間待ちます。

~1時間経過~

出来上がりました。
チャックをあけて中を確認すると、若干水を吸って膨らんだゴハンが出来上がってました。

何となく表面は乾燥したままのような印象です。

付属のスプーンでかき混ぜて食べてみます。

味は美味しいです。
温かかったらもっとおいしいだろうなと、しみじみ思いました。
温かいほうが消化吸収のエネルギーも使わないので、体にもいいですし、
温度って大事。
温かいご飯って、人を幸せにするんですね。
お湯を沸かせる燃料(カセットコンロや固形燃料など)を用意することも大事だなと思いました。
少し水が足りなかったのか、水で戻り切っていないお米が一部ありました。
途中で水を足しながら混ぜつつ、完食。

出来上がりが260g(赤飯は210g)なので、多いかな?と思いきや、ペロリと食べてしまいました。
ちなみに、赤飯はもち米が入っていて腹持ちがいいとか。
豆のたんぱく質も一緒にとれて、滋養がありそうですね。今度試してみよう。

非常用持ち出し袋に入れる食料と、自宅避難の長期保存食の違いを考えてみた

自宅が安全な場合は自宅避難ができますが、
自宅で過ごすのが危険な時、避難する際に持ち出すのが非常用持ち出し袋。
持ち出し袋には3日分の食料や水を用意して~などと言われています。
今回、長期保存食を食べてみて、
非常用持ち出し袋と、自宅避難用の長期保存食とは、中身を分けて考えたほうがいいのかなと思いました。

非常用持ち出し袋を持って避難するのは、命に危険が差し迫っている時です。
持ち出し袋が重ければ、迅速に行動するのは難しくなります。
しかも、逃げられるかどうかで、命がかかっているときに、
水を注いで60分待ってご飯を食べるのは、合理的ではないですよね。

食べることはとても大事で、食べなければ誰でも生きられませんが、
非常用持ち出し袋を持って逃げる状況なら、
もっと簡単に、手早く、簡単に食べられるもののほうがいい
なと。

例えば、カ〇リーメイトなどの栄養補給食品や、ゼリー飲料などは
かさばらないし、すぐに食べられますよね。

そして、避難所などにたどり着いて、ひとまず身の安全が確保出来たら、
アルファ米やレトルト食品の出番かなと。

モチロン、自宅で長期避難となり、
水道や電気やガスなどのライフラインの使用が制限されている時は
栄養を取って生き延びるために、
ローリングストック品や、長期保存食はとても有効だと思います。

今まで何も考えずに、持ち出し袋にアルファ米などを入れていたのですが、
見直すいいきっかけになりました。

その3 簡易トイレ(携帯トイレ)を試してみた

食べるのも大事なのですが、
災害時に意外と問題になるのはトイレだそうです。

水洗トイレが普及している昨今、
ひとたび断水してしまうと、トイレが流せず、実質使用不可になります。

阪神淡路大震災の時には、水が復旧するまでに1か月、中には3か月弱かかった地域もあったようです。
神戸新聞NEXT データで見る阪神・淡路大震災
https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/sinsai/graph/p3.shtml

簡易トイレが確保・配布されるまでに時間がかかり、
避難所のトイレや公衆トイレは……汚物の山でかなり悲惨な事態になっていたようです。

内閣府 防災情報のページ
阪神・淡路大震災教訓情報資料集【02】トイレの確保とし尿処理
http://www.bousai.go.jp/kyoiku/kyokun/hanshin_awaji/data/detail/1-8-2.html

我が家も断水して、飲み水以外の水が確保できなければ、
トイレが使えなくなります。

トイレの準備も、生活用水(トイレを流したり掃除や洗濯等に使う水)の確保も、飲用水や食べ物の準備と同じぐらい大切なんですね。

ただし災害時に下水管が破裂するなどしていると、
下水を流すこと自体できなくなることもあるようです。

そこで一応、携帯用トイレは用意していたのですが、
いざという時に慌てず使えるのか疑問だったので、試してみました。

手元にあったのは、100均などで購入できる携帯用トイレ。

中に凝固剤が入っていて、一度使ったら口を閉じ、付属のビニール袋に入れて捨てる方式です。

大人は使えましたが、問題が発覚。
『子連れ防災BOOK』でも言われていたことですが、
うちの娘が、和式トイレ方式に慣れておらず、うまく携帯トイレを使えない!ということに気づきました……。

和式トイレが苦手なうちの娘。和式トイレの練習も必要です。

自宅でトイレが使えなくなった時のために、消臭袋つきの非常用トイレセットも必要かもしれません。

これも、非常用トイレセットを購入して安心!ではなくて、
スムーズに使えるかどうか、試してみる必要がありますね。

実際に試してみて、気づいたことをもとに改善することが大事

ほかにも家具の転倒防止対策等、やっておいたほうがいいことはたくさんあるのですが、
ひとまずやってみた3つのことをご紹介しました。

実際に自分の体を動かして体験することで、
頭で考えていただけではわからなかったことが見えてきました。

生活の中に少しずつ、非常時の備えを取り入れれば、いざという時慌てなくても済むかもしれませんね。

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コメント

  1. いとちん より:

    一昨年から三沢市に住んでます!
    そろそろ子どもを授かりたいと考えてます。
    出産した病院とかいろいろ教えていただければ幸いです。よろしくお願いします。

    • yumiko より:

      いとちん様

      こんにちは。
      おととしから三沢市に住んでいらっしゃるのですね。
      私が出産した病院は、三沢市立病院です。
      2年以上前に出産したのですが、
      当時、三沢市内で分娩できる病院は1つでした。

      現在出産を取り扱っている病院の情報については、
      三沢市の保健相談センターに問い合わせていただくと、
      最新の内容がわかるかと思います。