『女の子の育て方』を読み返して、心に刺さった2つのフレーズと、その後の行動

本棚を整理しつつ、手に取って読み返した本の中に再発見がありました。
備忘録もかねて書き残しておきます。

『女の子の育て方』を読み返したら、母である私のコミュ力問題にぶつかった

読んだのは『女の子の育て方』という本。

かわいらしい表紙でほっこりします。

この本の著者は、
諸富祥彦氏という、教育カウンセラーであり教育学博士のかた。

娘が生まれたときに購入し、一度読んで本棚にしまっておいた本でした。
今読み返すと、胸がドキッとする言葉があちこちにありました。。。

ほめすぎよりも、厳しくしすぎることのほうが……

1つ目のドキッとしたフレーズはこれです。

カウンセリングで子供の気持ちを聴いていてすごく感じるのは、ほめすぎよりも、厳しくしすぎることのほうがお子さんの心や人生にはるかに大きなダメージを与える、ということです。

『女の子の育て方~「愛され力」+「自立力」=「幸福力」。0~15歳児の親が必ずしておくべきこと。~』諸富祥彦 著 WAVE出版 第7刷 p50 5~7行目

口がどんどん達者になる娘に対して、つい厳しく接してしまいがちでした。
夫からも
「まだ5才の子供だってこと、忘れてない?」
と言われたこともあります。

「私は厳しすぎるのかも……」
という思いを抱えていた時に上記フレーズを読み、
まるで今の自分にむけて書かれているように感じました。

そもそも、このフレーズにたどりつく前からドキドキし始めていました。

p42 ”「ほめる」よりも「ともに喜ぶ」姿勢が大事
という小見出しを読んだあたりから、

私は娘と一緒に喜べているだろうか?

と、自分の最近の行動を振り返っていました。

人の話を聞くときに共感が大事と聞くけれど、
体感としてよくわからない
と前々から感じていました。
共感って、どういうことだろう?
私は共感する心をもって娘に接しているというよりは、
鬼教官」のごとく
「こうしなさい」「あれはダメ」という態度になっていないだろうか?

これは自分に当てはまるフレーズだと思いながら読み進め、
子供への接し方、今のままでは良くないなと感じました。

アサーティブな伝え方を、大人ができているかどうか

ドキッとしたフレーズ、2つ目はこちら。

相手を大切にしながら自分の気持ちも伝えるアサーティブな伝え方
相手を否定せずに、自分の気持ちも伝えていく方法。
ストレスをためることもなく、ケンカにもならずにすむ、最も好ましい気持ちの伝え方です。

『女の子の育て方~「愛され力」+「自立力」=「幸福力」。0~15歳児の親が必ずしておくべきこと。~』諸富祥彦 著 WAVE出版 第7刷 p162 1~3行目

アサーティブという聞きなれない言葉が出てきましたが、
つまりは自分も相手も嫌な思いをしない、
上手に気持ちを伝える態度
のことだと解釈しました。

子供はこれから、学校や社会に出て、様々な人とかかわるようになります。
いじめ問題などとは無縁で過ごせればいいというのは
多くの親の願いだと思いますが、
大人社会でも多かれ少なかれトラブルがあるように、
子供が巻き込まれないとは限りません。

お互いが嫌な気持ちにならず、
かといって我慢ばかりでも、攻撃的でもなく、
気持ちよく伝えあう方法
をマスターできれば、
親子関係のみならず人間関係全般がよい関係になれるかもしれません。

続けて読み進めていくと、
お母さん自身が、アサーションのお手本を見せよう
とありました。

アサーション(アサーティブな伝え方)の具体例も載っていました。

子供は、身近な人のやり方を見て覚えます。

子供たちのためにも、
母である私自身のコミュニケーション力を上げたい
と切実に感じました。

ただ、アサーティブなコミュニケーションは、
身に着けるのに多少時間がかかりそうかも……とも感じました。

うまく褒められない、うまく叱れない私が、すぐに実行できた行動2つ

娘や息子のことは好きなのに、うまく接することができない……

不器用なところもあり、すんなり変わるのはむずかしい。
それでも、なるべく早く改善したい。

そんな私が、本書を読んだ後にした行動が

  • 家族に「叱りすぎそうになったら、私を止めてほしい」と依頼
  • 子供を毎日抱きしめる

の2つです。

家族に「叱りすぎそうになったら、私を止めてほしい」と依頼

他力本願かもしれませんが、
・使えるものは何でも使って、まずは状況を変えたい
・できれば早急に行動しよう

と考え、家族にお願いしました。

これまでのことを振り返ると、
私が叱りすぎだなあと思うときは、
「何度か優しく諭しても、子供が聞かないで同じ行動をしている」
パターンです。

私がいつの間にかヒートアップしてしまうことが多いです。

本書を読み、
家族とも「叱りすぎがよくない」ことを共有し、
私がガミガミ叱っていたら、止めに入ってほしいと
ストッパー役をお願いしました。

根本的なコミュニケーション力の改善にはつながらないかもしれませんが、
まずは叱りすぎを減らすということを念頭に置くと、
この方法もアリだと思います。

子供を毎日抱きしめる

心に刺さったフレーズのところには書いていませんが、
本書の中では、幼いころのタッチング(スキンシップ)の重要性も書かれていました。

アサーティブな伝え方は一朝一夕では身につかないけれど、
抱っこならすぐにできる
と考え、
1日1回、子供を必ず抱っこすることにしました。

行動の結果

始めてから2~3週間ほどですが、変化が出てきています。

家族にストッパーになってもらうことについては、
夫と私、お互いがストッパー役になる機会が増えました

親の側が熱くなりすぎていると感じた場合に、
・子供を慰めにいく
・「ちょっと怖いよ~、今はそのぐらいにしておこうか」と
 割って入る
という具合です。

イライラしてしまうときは誰にでもあり、
自分でコントロールできれば一番なのですが、
ひとまず周りにいる冷静な人が助けに入る形もアリかもしれないと
試行錯誤中です。

「叱りすぎは良くない、だからヒートアップしてたら止めに入って」
事前に家族で共有することで、動きやすくなった気がします。

抱っこについては、
娘に明らかな変化がありました。

息子(3歳)はそれまでも自然に抱っこを求めてきていて、
それにこたえる形で私も自然に抱っこをしていました。
娘(5歳)に「久しぶりに抱っこさせてよ」と声をかけ、
「〇〇(娘の名前)のこと、大好きだよ~。抱っこできてうれしいな」
と伝えました。

何日か抱っこを続けていると、

・娘から「抱っこして~!」とせがまれるようになった
・とても甘えるようになった
・感情の起伏が激しくなった

など、行動に変化がありました。

たくさん甘えてきたり、かんしゃくを起こすようになったりして、
親としては大変な側面もありますが、
子供らしい面が頻繁にみられるようになりました。
私に対して「素直に感情表現をしてもいい」と
娘が認識したのかなと解釈しています。

息子が生まれてから、
娘はいろいろ我慢してきたのだなと再確認しました。

抱っこの時間は、1分にも満たないと思いますが、
その1分が、親子関係が良くなるきっかけになるのかもしれません。

まとめ

育児が、育児書通りにいくわけはありませんが、
取り入れられる部分を取り入れて、
幸せな子供&幸せな親の関係を作り上げられたら素敵です。

女の子の育て方』を読んで

  • 叱りすぎるほうが子供の心や人生に大きなダメージを与える
  • 相手を否定せずに、自分の気持ちも伝えていく方法(アサーション)を
    親が見本を見せて子供に伝える

という部分が心に残りました。

不器用な私にでも可能な小さな行動として、

  • 家族に「叱りすぎていたら止めに入ってほしい」と依頼
  • 子供を毎日抱きしめる

ということを始めたら、
子供の態度に少し変化が見えてきました。

アサーションはまだまだ難しくて、
親である私が、まずは感覚的に理解することが必要だなと感じています。

最初からうまくできることばかりではないですが、
親子でともに過ごせる時間を幸せなものにできるといいです。

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